どうも、ゆーじろーです。

IMG_5383

せっかく和歌山まで行くのだから、かるーく観光もしてみましょう。

この旅行も結構前なのですが、以前友人の結婚式で和歌山に行ってきました。
結婚式なので当然スーツに革靴にシャツに~と、まぁ男性であれば当たり前の格好で参加しました。

・・・が。
せっかく和歌山まで行くのです。どうせなら少しでも旅行したくなりますよね?

もちろん結婚式がメインです。んなこたー当たり前です。
何といっても今回の結婚式は一番仲のいい友人の一人なので!

ただ・・・ね。やっぱ旅行も少しはしたいですよね?

というわけで、東京から和歌山まで移動してそのまま結婚式!
その日は和歌山市内のホテルに宿泊。

翌日レンタカーで紀伊半島を南下し、熊野古道を観光してから橋杭岩を見つつ本州最南端である紀伊半島の一番下に位置する潮岬でキャンプ。

最終日は和歌山市内に戻り帰宅、といった感じです。

人の結婚式の詳細を書くわけにもいきませんし、今回もダイジェスト記事とさせていただきます!


さて、結婚式なので当たり前ですがスーツ(もしくは礼服とか)一式で参加することになります。
いくら翌日から旅行に行くと言っても、それなりの準備が必要です。

当然シワになるわけにはいかないですし、革靴とかも丁寧に取り扱わないと傷むので、屈強なスーツケースで行くべきだと思います。

そんな僕は・・・



2017-04-15 10.31.03

バックパックで行きました\(^o^)/

…もう一度言いますね。

遠方の友人の結婚式に、
テント担いだバックパックで行きました\(^o^)/



なんで結婚式にバックパック、しかもサイドにカップつけて底面にマットレスついてんや!
となりますよね。僕もそう思います。

この見てくれなのでわざわざ書くまでもないですが、中身はテントとかシュラフが大半です。

でも・・・スーツケース持ってないしキャンプしたいし~と思ったらこれ以外に思い浮かびませんでした。
まぁなんとかなるべw

そう思い関東を出発。
流石にバックパックの中にスーツ入れるわけにはいきませんし、かといってスーツにこれ背負うとシワになるので、スーツはスーツ入れるやつ(名前わからん)、靴はバックパックに突っ込んでいきました。もちろん靴は結構潰れました。ドンマイ。

和歌山について結婚式に参加しホテルに宿泊してその日は終了。
まぁ何とかなりましたよw


そして2日目。
ここからが今回の旅行記になります。

まず和歌山市内でレンタカーを借り、一路熊野古道へ。
優雅に海岸沿いを走りたかったのですが、時間がないので高速で。

IMG_5278

一気に南下して道の駅「すさみ」に到着。
ここで休憩がてらお昼ご飯を食べようと思います。

運転しているのでどうしても写真が撮れずブログとして成り立たないですね(´・ω・`)

IMG_5279

エビとカニの水族館なるものが併設されていました。

カニさん エビさん 骨格 カクカク V[゚ ゚]V
ってわかる人いますかね。。。

IMG_5281

道の駅裏手には広場があり、本州最南端の太平洋を望むことができます。

ここでタバコ&トイレ休憩を済ませたらお昼ご飯です。
日本一周中、紀伊半島で食べたもので一番美味しかったものを食べようと思います!

キイハントウのドコのナニが一番美味しい、という話ではなく、この地域で食べた料理で一番美味しかったものをここでも食べてみよう、という話です。

IMG_5285

紀伊半島で食べた一番美味しかった食べ物が、このさんま寿司です!!

しかも炙ってあるとか最高すぎます!!
この道の駅では生のさんま寿司と炙りさんま寿司の二種類がありましたが、炙り一択ですね。

全てのタンパク質は熱を加えることにより旨みが爆発的に増加するシステムです。

IMG_5295

この軽く焦げた皮が本当に最高です!

半生のさんまの身と香ばしい皮が酢飯にめちゃくちゃ合うんです!

紀伊半島という括りでいうと、名物というかよく聞くのはめはり寿司(目を見張るほど美味しい寿司)かなと思うのですが、ゆーじろー的には断然このさんま寿司がイチオシです!!

当たり前ですが、さんま寿司なんて食べ物は紀伊半島以外にもいくらでもありますので、他でも食べられるという突っ込みはなしでお願いします(´∀`;)

余談ですが、個人的に一番旨いさんま(の料理)は、北海道は根室市、日本最東端・納沙布岬にある鈴木食堂のさんま丼が最強です。


さんま寿司を食べ終わり、時刻は14:00前。
ここからはR42を走り、一路熊野古道へ。

IMG_5296

1時間ぐらいで熊野古道のおひざ元である大門坂に到着。
大門坂入口の少し手前に大きな駐車場があるので車はそこに停めます。

大門坂は熊野古道の中でも一番有名な道で、熊野古道のかつての面影をもっとも色濃く残している場所として有名です。

写真の場所が大門坂の入口で、ここから熊野那智大社(後述)まで1kmほどの石畳の石段が続いています。
昔坂の入り口に大門があり、そこで通行税を徴収していたことが名称の由来になっているそうです。

まぁあれです。
一番手軽、かつ熊野古道っぽい場所に行きたければここが大正解ということですね!

詳しいアクセスや所要時間、コースマップやプランは和歌山県観光連盟さんのHPにまとまっていますので、もし検討中の方は確認してみてください。

わかやま観光情報 熊野古道・高野参詣道を歩くモデルプラン


では大門坂を登っていきます。

IMG_5298


IMG_5299

しばらくはこのように民家の中?を通ることになります。

IMG_5302

やがて道を挟むように道路脇に大きな杉の木が見えてきます。
どこにでもありますがこれは夫婦杉といい、この杉の木から先が本格的な石畳の道となります。

IMG_5305

急に雰囲気が変わりました(`・ω・´)

杉木立の中を苔むした石畳の古道が伸びています。
うっすらと差し込む光が神々しいです。

IMG_5308

杉木立の熊野古道を進む。
とても雰囲気のある道で、これだけでも来たかいがあるってもんです。

大門坂入口から熊野那智大社への石段は比較的距離も短く、ちゃんと歩ける方であれば1時間もあれば那智大社まで到着できます。
アクセスも良いのでオススメの道ですね。

ただし、石畳は滑りやすい場所もありますし、登りも結構ありますのである程度歩ける方でないと難しいかもしれません。

IMG_5314

30分ほど歩いて熊野那智大社に到着です。

熊野那智大社とは世界遺産にも登録されている熊野三山の1つです。

熊野三山とは「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の3社と「那智山青岸渡寺」の1寺の総称になります。
世界遺産ですので聞いたことある方もいるかと思います。

ちなみにミシュランガイドでも「熊野古道」、「熊野三山」、そしてこれから行く「那智の滝」は「わざわざ旅行する価値がある」三つ星として掲載されているそうです。

そしてその熊野三山に通じる道のことを熊野古道って言うんだそうな。

IMG_5316

熊野那智大社からの眺め。
結構高いところまで来たようですね。

IMG_5317

赤鳥居から山々を望む。

IMG_5329

境内にある色んな場所にある胎内くぐり。

更に進んでいきます。

IMG_5331

こちらは那智山青岸渡寺

先ほども書いた熊野三山の中の1寺です。
熊野那智大社と同じ敷地内にあります。

ここから更に進むと・・・

IMG_5332

見えてきました、かの有名な那智の滝です!!

IMG_5372

朱色の三重塔と那智の滝。
素晴らしい眺めです。

那智の滝は日本三名瀑のひとつで、滝の落差が133mもあり日本一となっています。

確かに遠めからもかなり大きな滝であることがわかりますね。
※望遠で撮影しているので圧縮効果で遠くのものが大きく見えていますが。。

IMG_5383

朱色と滝のコントラストがすごく絵になります。

この眺めを見るためだけに来ても後悔はしないんじゃないかなと思います!

IMG_5386

4月の半ばに来たので少し桜が残っていました・・・が、見ごろは過ぎてますね。。

IMG_5391

先ほどの三重塔から。(有料です)
この穴は元々開いていたのでしょうか。。

にしても・・・

IMG_5396


IMG_5400


IMG_5402

立派な滝ですねー(´∀`)

那智の滝に来たのは2回目なのですが、僕滝って大好きなので何度見ても飽きません。
本当に素晴らしい滝です。

IMG_5406

那智の滝は熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体です。
そのため滝の一番上には注連縄がかかっています。

滝そのものがご神体ってすごいですよね。

では那智の滝のすぐそば、飛瀧神社まで歩いていきます。

道中はお土産屋さんや飲食店があるので、何か食べたりお土産を買ってもいいですね。
僕も1つ自分にお土産を買いました。
自分に買ったものってお土産って言うんですかね?

買ったのは

IMG_5418

これ。
・・・わかります?

これはね、アレです。孫の手です。

僕ね、孫の手好きなんですよ。
何言ってるか理解できないかもしれませんが、そのままの意味です。
僕、孫の手が好きなんです。

しかもこれは熊野古道に生えている竹で作られた(かもしれない)とても神聖な孫の手なんですよ!

ほら、那智山って書いてありますよね?
もうこれで背中掻いたら絶対ご利益ありますよ!

白川郷でも同じような孫の手買ったんですけど、こちらの方が掻き心地がすごくいいんですよ。
今でもお気に入りの一品です(´∀`)

IMG_5421

良さげな孫の手を見つけて結構本気でテンションが上がっていたのですが、気付けば飛瀧神社の入口についていました。

この先が那智の滝です。
少し進むと

IMG_5425

はい那智の滝ドーン。

すごく高い!めっちゃでかい!!
流石落差日本一の滝ですよ!!

同じく日本三名瀑のひとつに華厳の滝があり、あちらもかなり大きな滝ですが、展望台から結構遠いんですよねー。

それに引き換え那智の滝はとても近くて、水飛沫が掛かってしまうほどです。(盛り過ぎ)

IMG_5428

このように飛龍神社の鳥居の向こうが那智の滝になっています。

神社があり、鳥居があり、そのすぐ向こうにご神体である那智の滝がある。
神も仏も信じていない僕でも神々しさを感じます。

IMG_5437

鳥居から那智の滝を見上げる。

以前ここに来たのは2012年の11月末。
この時はまだ、2011年の台風12号による大雨の影響で岩が崩落。
復興途中で重機が滝の周りに入っているような状況でした。

今も滝つぼの周りにはその時の岩が多数ありますが、それでも以前よりきれいになっていて一安心です。


さて、これにて熊野古道と那智の滝(神社含む)の観光終わりです。

もうこの時点で16:30。
流石に今からまた徒歩で駐車場まで戻り、そこから車で本日の宿泊地に移動していたのでは遅くなりすぎる。
ということで、ちょうど来たバスに乗り駐車場までワープし、そこから車で40kmほど戻り、本州最南端である紀伊半島の一番下に位置する潮岬まで移動します。
結構遠いな・・・。

30分ちょっとかけて串本町まで戻り、本州最南端の潮岬・・・に行く前に一か所寄り道を。

IMG_5455

橋杭岩です。

IMG_5463

右手に見える大島に向かい、大小40ほどの岩が並んでいます。
規則的な並び方が橋の杭に似ていることからこの名前になったんだそうです。

むかーしむかし、弘法大師と天邪鬼が一晩でここに橋を架ける賭をし、弘法大使が一晩で橋を建てた、とかいう伝説の場所なんだとか。

それはともかく、とても美しい場所です。
ここ大好きなんですよねー。
時間遅いのですがついつい立ち寄ってしまいました。


さて、ここから今日の目的地である潮岬はすぐそこです。

IMG_5464

到着。
岬感0ですが、一応潮岬ですw

IMG_5465

ドーンと芝生が広がっています。(ただこの日は立ち入り禁止)

IMG_5467

ここは潮岬キャンプ場

本州最南端、潮岬にあるキャンプ場です。
※写真中央のテントが僕のものと同じですが別人ですw

IMG_5468

暗くなってしまいましたが、潮岬観光タワー(写真右)の目の前に広がる芝生の一角がキャンプ場として開放されています。

・・・が、このキャンプ場には有料期間と無料期間がり、有料期間は先ほどの写真の芝生部分まで利用可能です。

今日は無料で使用できるのですが、その場合芝生部分は利用不可となります。
僕のテント擬きが写っている写真を見るとわかりやすいのですが、芝生の周りにはロープが張ってあり、その中は利用不可。
ロープの外にある杉の木の周りが無料キャンプ場として開放されているエリアになります。

有料期間は毎年微妙に変わりますが、H31は以下の通りだったようです。


GW:4 月 27 日(土)~5 月 6 日(月)
夏季:7 月 27 日(土)~8 月 17 日(土)
秋期:9 月 14 日(土)~15 日(日)
秋期:9 月 21 日(土)~22 日(日)
連休:10 月 12 日(土)~13 日(日)
連休:11 月 2 日(土)~3 日(日)



この通り基本的に繁忙期が有料期間となります。
金額は一人600円で予約は不可となります。

無料期間は特に受付の必要もないので、勝手に来て勝手にテントを張っていいみたいです。

詳しくは南紀串本観光ガイドをご確認ください。

南紀串本観光ガイド

IMG_5469

暗くなってきましたが、潮岬の先端に行ってみます。

IMG_5472

本州最南端の牌があります。

IMG_5478

その先の展望台からの眺め。
本当の最南端はあの先っぽですね。

IMG_5483

キャンプ場に戻ってきました。

見てください!
テーブルに椅子まで付いたこの一等地が今夜のキャンプ地です!

繁忙期はすごく混雑するそうなのですが、ピークを避ければこのようにのんびりとキャンプを楽しむことができます。

ごみは当然各自で持ち帰り。
ただ無料ながら水もありますしトイレも使用可能です。(潮岬観光タワー駐車場脇にあります)
これで無料なんだから素晴らしいキャンプ場ですよ!


取りあえずテントを張り場所も確保できたので、買い出しがてら日帰り温泉へ。
この近くに串本温泉サンゴの湯という500円で利用できる日帰り温泉があるのでお勧めです。

串本温泉サンゴの湯

IMG_5485

温泉に浸かり、買い出しをして帰るころには辺りは真っ暗。
潮岬観光タワーの周りは若干明かりがあるものの、基本的に街灯はあまりありません。
ライトは当然必須ですが、ヘッドライトがあると何かと便利です。

テーブルに戦利品を広げ宴開始!
缶詰を頬張りながら酒を煽ります。
最高の夜だ・・・。

〆は袋ラーメンを食べて、この日は終了です。

2017-04-17 08.37.57

翌朝、車の中からおはようございます。


暴 風 雨 で す !


朝の5時ぐらいだったかな?
あまりの雨と風の音で目が覚めました。
もう台風並みの暴風雨で、しっかりとペグ打ちしていたにもかかわらずテントに被せているフライシートが全く意味をなしていない状況です。

ほどなくしてテント内が浸水してきたので、仕方がないので急いで撤収してレンタカーの中に避難した感じです。

まぁこういう日もありますw
嘆いても仕方ないし眠いのでそのまま車内で二度寝をかまし、起きたら一気に和歌山市内まで戻ります。
雨ヤバかったのでほぼノンストップで戻りました。
故に写真はなし。


和歌山市内に戻り、レンタカーを返す・・・その前にお昼ご飯です。

和歌山と言えば和歌山ラーメンです。
異論は認めますけど僕の意見は変わりません(`・ω・´)

2017-04-15 16.50.31

やってきたのは井出商店さんです。


和歌山ラーメンの超有名店で、和歌山ラーメンを全国に知らしめたお店ですね。

日本一周中にも来たのですが、その時はそこまで衝撃は受けなかった・・・が!
その後アホほど色んなラーメンを食べて舌が肥えてきたゆーじろー。
ここらでもう一回食べ直してみようと思い、またこちらにお邪魔しました。

平日かつ15:30とかなり遅い時間に来たため行列はなし。
並ばずに入店することができました(´∀`)
※結婚式前に店の前を見たときは結構エグイ行列で来てました。。

2017-04-17 15.24.49

カウンターにはお寿司と卵があります。

左から巻きすし・早すし・ゆで卵です。
この早すしとゆで卵が和歌山ラーメンの鉄板サイドメニューで、セルフサービス。
会計の時に自己申告して清算するシステムです。

この真ん中の早すしが最高にラーメンに合うんですよ・・・。

井出商店については別途記事を書こうと思います。

2017-04-17 15.27.55

中華そば 700円

注文したのは普通の中華そばです。

これがね、以前食べたときとは違い、もう本当に美味しかったんですよ。
あの時味にブレがあったのか、味覚が変わったのか、他に理由があるのかはちょっとわからないのですが、この時は本当に美味しく感じました。

ご馳走様でした(´∀`)


ラーメンを食べた後はレンタカーを返却して新大阪まで戻り、新幹線で関東に帰りましたー。
おしまいッ!


またまた結構長くなってしまいましたが、これで和歌山旅行記終了です。
次はお店の紹介記事・・・ですかね。


本日もここまで読んでくださりありがとうございます。
次回もまた、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


んじゃまたw


にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村