どうも、ゆーじろーです。


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奥多摩のキャンプ場は氷川だけじゃない!


かなり前になりますが、奥多摩にある川井キャンプ場にソロキャンプに行ってきましたので記事にしようと思います。

今回もバックパックに荷物を詰め込み、電車だけで行ってきました。
首都圏に住んでいる人にはアクセスも良くとてもいいキャンプ場だと思いますので、機会があればぜひ利用してみてください!

では早速書いていきます。


川井キャンプ場へ


奥多摩では氷川キャンプ場がとても有名で、ぼくも以前ソロキャンプに行きました。





今回は同じ奥多摩にある川井キャンプ場にソロキャンプに行きました。

川井キャンプ場も氷川キャンプ場と同じ会社が運営しているキャンプ場のようで、場所こそ違うもののロケーションから値段、各種割引や品ぞろえも氷川キャンプ場とほぼ同じでした。

川井キャンプ場の場所



川井キャンプ場はJR青海線の川井駅から徒歩で約10分の場所にあります。
予約は不要で先着順となります。氷川キャンプ場と同じシステムですね。


※※※注意※※※
2020年6月現在、川井キャンプ場は新型コロナウィルスの影響でキャンプ場を含めすべて事前予約制となっているようです。また1グループ5名までの制限もあり、その他感染拡大防止のための対策がされているようです。詳細は川井キャンプ場公式HPをご確認ください。



氷川キャンプ場は同じく青海線主点の奥多摩駅にあり、こちらは休日限定にはなりますがホリデー快速おくたまに乗ると、東京や新宿から乗り換えないし行くことができます。

しかし川井駅は残念ながらホリデー快速おくたまは停車しません。
なので、例えば新宿から行くのであれば青海駅で1回乗り換える必要があります。

乗り換は発生するものの1回で行くことができ、しかも駅から徒歩10分程度の場所にあるため、車のないキャンパーには最高のロケーションになります。

そして奥多摩駅と比べお店や温泉がないため不便感は否めないものの、それだけ氷川キャンプ場とに対して人が少ないです。
これが本当に大きい。

氷川キャンプ場は、休日ともなればかなり早い時間に行かないと、行ったにもかかわらず埋まってしまい入れないことも結構ザラにあります。
対して川井キャンプ場は氷川に比べ人が少ないため、満員になる時間も遅めになります。

それでも氷川キャンプ場を断られた人が押し寄せるので満員になることもあるのですが、氷川キャンプよりは人が少ないのは間違いないです。

ホリデー快速おくたまが停車しない、スーパーがない、日帰り温泉もない、という一見不便な立地に思えるかと思いますが、これを許容できる人にとってはむしろ氷川キャンプ場よりゆっくりキャンプを楽しむことができる場所だと思います。

川井キャンプ場への行き方


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川井駅を下車したらまず坂道を下ります。
すると大通りであるR411に出ますので、右の橋を渡ります。

すぐに信号があるので、わたって大きな橋のほうへ向かいます。
上の写真は最初の橋であるたいしょう橋を渡り、信号を渡ったところで振り向いて撮ったものです。

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信号を渡ったらこの奥多摩大橋という立派な橋を渡ります。
こまけー道順なんて覚えず、取り合えず川井駅から奥多摩大橋を目指せばダイジョブだー。

渡り終えて左側を見ると、橋の下に通じる階段があると思います。
これを下れば川井キャンプ場です。

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下ると坂道にあたるのでおります。

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すると右手に管理棟がありますので、ここで受付を行います。
売店やレンタルを備えているため、ここで一通りのものがそろいます。
忘れ物をしてもとりあえず何とななるのでありがたいですね。

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掲示板には電車の時刻表や付近の施設の情報が載っています。
少し遠いですがもえぎの湯の割引券も貰えますよ。

キャンプサイトへ


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そのまま坂を下るとキャンプサイトです。
氷川キャンプ場同様で多摩川のほとり?がキャンプサイトになっています。
ただ氷川キャンプ場よりスペースは広いですね。

写真のとおり、川辺から広がるサイトと、その後ろが少し小高い丘?のサイトになっています。
基本的にキャンプ泊するのであれば小高い丘に、BBQやデイキャンプは川辺の低い場所でやるのがいいのではないかと思います。

山は雨が多いですからね。それに山間部の川は増水のスピードがえげつないです。
夜中寝ている間に大雨が降って川が氾濫したら結構やばいです。

テント設営


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ここをキャンプ地とする!

上記のとおり、キャンプ泊するのであれば川から離れていて少し高い場所が好ましい。
ということで人は多いのですが(一旦は)高い場所を選びました。

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設営完了。
いつも通り数百泊を共にしたmont-bellのムーンライトテント 2型です。

見てないのですが、すごく人気のある「ゆるキャン△」というアニメの主人公?がこのテントを使っているらしいですね。
そのため人気が出て売れまくってるとかなんとか。

ムーンライトテントって大昔からの定番なんですけど、3型までは写真のとおり独特の形をしていて、横からの風耐性が皆無だったり中で複数人で寛げないとかあるので、個人的には3型までは慣れていない人にはあまりお勧めできないかなと思うのですが、どうなんでしょう。。。

しっかしここ、日が全然当たらないので寒い寒い。。。

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そのうえ後からあとからキャンパーが増えていきテントもかなり多くなってきました。

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一方川に近いサイトはそこまで人も多くはない感じですね。
タープだけのデイキャンプも多い印象です。

うーん・・・これは下のサイトのほうがゆっくりできるかな?
でも増水したら危ないしなぁ。。。

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飲みながら考える。

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どうしよう・・・でもここ日当たり悪すぎるしなぁ。。。

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もういいこっちにしよう!!

雨雲レーダー見ても雨は降らなそうだし、今日は川に近いこちらでキャンプすることに決めました。

山の天気は変わりやすいので天気予報はおろか雨雲レーダーもそこまで当てにはできないのですが、荷物はまとめてすぐ移動できるようにする、雨が降ったらすぐ移動すると決めて、川沿いのサイトに移動しました。

ソロキャンプなので自己責任で好きにやりますが、たぶん1人じゃなかったら日当たり悪くても上のサイトにテント張ってると思います。

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日当たりもすごくよくていい感じ。
汗だくで濡れたロンTもよく乾きます。

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川を眺めながら飲む酒は格別です。

買い出しに行く


川辺でのんびり一杯飲んでいたのですが、前述のとおりここ川井にはスーパーの類がありません。
そのためほかの駅で買い出しをする必要があります。

ぼくは今回、家から晩飯をすべて冷凍して持ってきましたので、特に買い出しをしなくても死ぬことはありません。酒を含めて最低限はキャンプ場の売店で買えますので。

でもねーやっぱ酒とかは多少割高なんですよね。当たり前ですが。
種類も少ないですし。

ぼくはアルコール度数10度以下は酒だと思っていないので、やはり買い出しに行く必要があります。

青海駅で乗り換えが発生するためそこで買い出しを・・・と思うのですが、青海駅周辺はこれまたスーパーがありません。
コンビニや八百屋ぐらいはあるのでなんとかなりはしますが、個人的には1つ前の東青梅駅で買い出しするのがおすすめです。
駅にほぼ直結したマルフジというスーパーがあり何でも揃います。

この日は寄ってこなかったので、どうせなら奥多摩駅まで行き観光がてら買い出しをしようと思います。

奥多摩駅へ


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というわけで奥多摩駅。川井駅から往復336円です。

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駅前でアユを焼くイベント?みたいなものが行われていました。

そうなると・・・

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当然こうなります。

アユって子供のころはそんなに好きじゃなかった気がするのですが、いつの間にかすごくおいしく感じるようになってました。たぶんビールをうまく感じるタイミングと同じなんじゃないかな。

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当然めちゃくちゃうまいです!
思わずもう一本追加で買っちゃいましたw

F2.8でも結構ボケるもんですねー。

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紅葉シーズン真っ只中ですが、自分が歩いた限りでは一部しか紅葉してなかったです。
ただまぁそんなこと関係なしに自然に癒されます。


川井キャンプ場に戻りキャンプ再開


酒+多少つまみを買い込んで再び川井駅に戻り、キャンプ再開です!
ずっとキャンプ場でダラダラ酒飲んでいるのもいいのですが、こうやって日中少し観光?するのもいいもんですね。

何を当たり前なこと言ってんだって話ですが、自分は基本的にキャンプ場着いたら日が変わるまで延々と飲み続けるので案外新鮮だったりするのですw

ほぼ貸し切りのソロキャンプ!


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貸し切りだあああああああああ!!

16:30ぐらいにキャンプ場に戻ると、デイキャンプ組が帰ったため下のサイトはほぼ人がおらず貸し切り状態になっていました。

これで気兼ねなく焚火炊いてソロキャンが楽しめる。。

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暗くなる前にかまど的なものを作り、まずは一杯。
まずはとか言いつつ今日何本目なのかはわかりません。

ここ川井キャンプ場は氷川キャンプ場と同様直火OKです。これが本当にでかい。
ソロキャンプだと焚火台を持て行くことができないため、これが本当にありがたいのです。
※一人用のめっちゃ軽くてコンパクトな焚火台はありますが小さいんですよね。。

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一杯飲んだら暗くなる前に売店で薪を購入。
着火剤も売っていますが、そんなもの買わなくてもサイトに無限に落ちている松の枝をかき集めれば大丈夫です。ほかのキャンパーも拾っていますね。

つーか上はテント多いな。。。

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準備完了。
暗くなってきたので焚火を開始します!

写真右に写っているラップでぐるぐる巻きにされているコッヘルが、家から凍らせて持ってきた晩飯です!

これはキムチ鍋で、ある程度家で作ってそのまま冷凍してあります。
こうすることで肉が傷まず材料を切る手間が省けるだけではなく、でっかい保冷剤代わりとして使うことができます。

ソロキャンプというより登山向けかもしれませんね。

焚火開始!


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薪に火をつけて焚火開始!

焚火を見ていると本当に落ち着きます。
これやるためにキャンプに来ていると言っても過言ではないです。

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焚火はこんな感じでやっています。

寒いのでできるだけ焚火に近い場所に座り、横にソロ用のテーブルを置き必要なものをすぐ取れるようにしています。

写っていませんがごみ袋を椅子の足に括り付け、ごみが出ても立たずにすぐ捨てれるようにしています。
間違ってもなんでもポイポイ焚火に入れないでくださいね。温度そこまで高くないので普通にカスが残ります。迷惑の極みになります。

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11月の奥多摩はびっくりするほど冷え込みます。

焚火をしていても足以外はかなり冷えるので、上はヒートテック+ダウン+レインウェア+ネックウォーマー+ニット帽(+ダウン追加)と真冬並みの装備です。
下はタイツ+ジーンズの上にレインウェアを履いています。

レインウェアは合羽の役割ではなく、むしろウィンドブレーカーとしての役割が大きいです。
これがあるだけで体感温度が全然違います。

足元が一番冷えますが、もう半分焚火に突っ込んでおけばあったかいですよ。
※この日ではないですが以前酔っぱらってマジで突っ込んでサンダルが死にました。。

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持ってきた冷凍鍋、この気温では全く解ける気配がなかったので、焚火に近づけて解かしていきます。

またビールはもうお腹いっぱいなので、コッヘルの蓋でお湯を沸かしてホットウィスキーをいただきます。ウィスキーは奥多摩で仕入れてきました。
これがもう頭が飛ぶほどうまいし体が温まるんですよッ!

寒いキャンプでのホットウィスキーは自分の中で定番になりました。
手っ取り早く暖を取りつつ酔えてしかもうまいとかいいことしかないです。

いい感じに酔いが回ってきたので晩飯の準備です。
と言っても鍋を温めて米炊くだけですが。。

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はい完成。寒い夜は鍋が体に染みます。。

うまく焚火の近くに置けば、常に軽くグツグツしている状態で鍋を楽しむことができます。
上の写真も鍋の上のほうが少しグツグツしてますよね。これが最高なんです。

酔うまでは音楽を聴きながら焚火をしていましたがそれももうやめて、川の流れを聞きながら誰に邪魔されることもなく熱々の鍋を突く。ホットウィスキーを飲む。米を頬張る。

これがソロキャンプの醍醐味じゃないですかね。
最高の夜です。

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そうして潜り込んだテントの中。

ゴチャっとしているようですがこれでもかなり綺麗なほうですw
必要最低限なもの以外はバッグに入れすぐ移動できる状態ですw

焚火から離れると途端に寒くなります。
最後のホットウィスキーを飲みながらNANGAのオーロラ600DXに潜り込み、この日は終了です。


翌日!


キャンプの朝は早い・・・というのは割と常識です。

夜明けとともに目覚め、熱々なコーヒーを淹れて冷えた体を呼び起こし、小鳥のさえずりを聞きながらソーセージエッグなんかを作り優雅にブレックファースト。朝日を浴び出会いに感謝しながらサクッと撤収、AM09:00にはキャンプ場を後にする。帰りに観光しながらピッツァでも食べて帰ろうか。

偏見も大いに混じっていますが、キャンプ翌日は(後半はともかく)概ねこのような行動をしている方が多いのではないでしょうか。
本当こういう方々尊敬します。マジで。ぼく無理やもん。

だって・・・休みの日ぐらい気が済むまで寝たくないですか?

なのでぼくは平気で二度寝三度寝します。
明るかろうがうるさかろうがテコでも起きません。
チェックアウトとかクソ食らえ!!

起床、朝食、チェックアウト延長からの酒飲んで帰る


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AM9:00に起床し、管理棟でデイキャンプ(要するにチェックアウト延長がしたい)の受付を行い、再度寝袋に潜り込み二度寝。
※川井キャンプ場は10:00チェックアウトです。

10:00過ぎににようやっと本格的に起床し、即ビールを飲みながら晩飯のあまりに火を入れます。
薪はもうないのでバーナーで。
日が当たらないので寒い寒い。。

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たっぷり残ったキムチ鍋。

ほかのキャンパーがいなくなったサイトでのんびりと鍋を突きながら酒を飲む。
最高の・・・最高の休日ではなかろうか・・・・・。

朝日とともに目覚めて優雅な朝食を楽しみチェックアウト前には撤収する。
そんな一般的なキャンプもいいと思います。丸一日時間ができるし家に帰ってゆっくりすることもできますし。

でも僕はあえて言いたい。
キャンプ場でダラダラするのも、それはそれで最高ですよと!
例えデイキャンプ料金がかかったとしても!!

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だって、日曜とかそもそも人少ないもん。
こんな天気のいい日に貸し切り状態でのんびりできるんですよ。
最高すぎるだろ・・・・。

飲んで食って昼寝して・・・。
心行くまでのんびりして、午後ゆっくり帰宅しましたとさ。


最後に


都内なのに自然を感じることができ、安くて便利でアクセスもいい、大人気の川井キャンプ場、バックパックでソロキャンプの記事はこれで終了です。(氷川記事のコピペ)

奥多摩エリアでは氷川キャンプ場が一番人気だと思います。
氷川キャンプ場は東京・新宿から乗り換えなしでこれて、買い出しが容易でもえぎの湯もある完璧な布陣ですが、その分人も多く午前の早い段階で埋まってしまうこともザラにあります。

それに引き換え川井キャンプ場は多少の不便はありますが、人も(氷川に比べれば)少な目だしすごくゆっくりできます。
個人的には川井キャンプ場のほうが居心地はよかったです。

都内なの自然にあふれ、交通の便もよく駅近なキャンプ場、川井キャンプ場と氷川キャンプ場。
都内では唯一無二のキャンプ場ですので、ぜひ一度行ってみてください!
本当に手軽でおすすめです!!


本日もここまで読んでくださりありがとうございます。
次回もまた、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


んじゃまたw


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