どうも、ゆーじろーです。


20180113-2018-01-13 13.29.41
「みさきまぐろきっぷ」なら三浦半島をかなりおトクに楽しむことができます!

※注意※
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、「みさきまぐろきっぷ」は2020年7月13日(月)から当面の間、平日の始発~9:59および13:00~終車の限定発売となっているようです。
また各加盟店舗・施設では営業時間の 短縮や休業日が変更となる場合があるそうなので、ご利用の際は必ず各加盟店舗・施設にご確認ください。
詳しくは京急のHPをご確認ください。


これも結構前の旅行になりますが、「みさきまぐろきっぷ」という超コスパのいいおトクな切符を使って神奈川県にある三浦半島へ日帰り旅行に行ってきましたのでご紹介したいと思います。

関東近郊に住んでいて魚介が好きな方であれば、きっと満足できると思います!


「みさきまぐろきっぷ」ってどんなきっぷ?


keikyu01
京浜急行電鉄株式会社

「みさきまぐろきっぷ」は京浜急行電鉄株式会社(京急電鉄、略して京急)が発売している超絶おトクでコスパの高い切符です。

京急は複数の路線に枝分かれしていますが、品川駅(泉岳寺駅を除く) - 三崎口駅が一番主要かつ長い路線になるかと思います。
※厳密には堀ノ内駅 - 三崎口駅区間は京急久里浜線になりますが、まぁ京急です。

その京急が販売しているのが「みさきまぐろきっぷ」なのですが、これがもう超絶コスパのいい切符で、関東近郊に住んでいる方に絶大な人気を誇っているのです。

20180113-2018-01-13 11.29.27
これが「みさきまぐろきっぷ」です。
この通り3枚の切符がひとまとめで販売されています。

みさきまぐろきっぷ(電車&バス乗車券)


一番上の切符です。
これは京急線の往復乗車券&京急バスフリー乗車券になります。

電車については途中下車可能、ただし逆戻りは不可となります。
バスのフリー区間については以下をご参照ください。




まぐろまんぷく券


真ん中の切符です。
「みさきまぐろきっぷ」に加盟している32店舗で使える食券になります。
三崎で捕れた新鮮なマグロを中心とした魚介を堪能できる、大変ありがたい切符となります!

これ目当てで「みさきまぐろきっぷ」を購入する方も多く、お昼時ともなれば2時間待ちの大行列となるお店もあるそうです。

各店舗の混雑状況については公式HPで随時案内されていますので参考にしてみてください。



2020-07-09 14.17.42
こんな感じで各店舗の混雑状況を案内してくれています。
上のキャプチャは新型コロナウィルスにより「みさきまぐろきっぷ」の販売を停止しているときにとったものなので、基本的に全店舗「-」表示でしたが、通常は「〇」や「×」で案内されます。

加盟店については以下をご参照ください。




三浦・三崎おもひで券


一番下の切符です。

「みさきまぐろきっぷ」に加盟している店舗や施設で使える券となります。

様々な店舗が加盟しており、お土産屋はもちろんレンタルサイクルやガラス工芸体験、水族館や温泉まで、本当に色々なジャンルのお店があります。
自分の気分や好みに合わせてプランを決めることができるので嬉しいですね!

加盟店については以下をご参照ください。




「みさきまぐろきっぷ」を使って三崎を1日満喫!


それでは「みさきまぐろきっぷ」の電車&バス乗車券で三崎口駅を目指します!

乗車駅により切符の値段が変わる


「みさきまぐろきっぷ」は乗車する駅により値段が変わります。
各駅からの値段は以下をご参照ください。



すごくザックリとですが・・・

品川~京急川崎:3,570円
横浜:3,480円
上大岡:3,360円


となります。
自分は当時一番近い京急の駅が京急川崎だったのでここから乗車しました。

当然朝から出発するほうがたっぷり堪能できるのでお勧めです。
自分は二日酔いで昼前からスタートしました。。

三崎口駅に到着!まずはバスに乗り三崎港へ!


20180113-2018-01-13 12.36.09
三崎口駅に到着。
改札を抜けるとバスロータリーになります。

目的地によって乗り場が異なりますが、ぼくは三崎港に行きたかったため、「三崎港うらり」行きバスが停車する2番乗り場に行きました。

同じ方向の城ヶ島に行きたい場合も同じく2番乗り場です。
その他京急油壷マリンパーク(水族館)は1番、ソレイユの丘は3番です
詳細は京急のHPをご確認ください。

20180113-IMG_9550
30分ほどで三崎港に到着しました。
小さなロータリーのような場所で、目の前はもう三崎港!

お昼はまぐろまんぷく券で○つね(マルツネ)で!


20180113-IMG_9556
三崎港からうらりマルシェというひと際目を引く施設を通り過ぎ大通りを7分ほど歩くと、左手に○つねという看板が見えてきます。
駐車場は4~5台ぐらいは止めることが可能ですね。

小奇麗お鮨屋さんといった店構えで尻込みしてしまいますが、こちらもまぐろまんぷく券の加盟店なのです!
普段自腹で入ろうとはなかなか思わないような外観のお店ですが、「みさきまぐろきっぷ」なら気軽に入ることができます。

20180113-2018-01-13 13.15.34
店内はカウンター4席とテーブル席、座敷で合計24席。
ぼくが行ったときはそこまで混雑していなかったためテーブル1つ使わせていただきました。

お店に入った際店員さんに「みさきまぐきっぷ」を利用する旨を伝えてまぐろまんぷく券を渡せばOKです。
もし追加で注文したければ一緒にお願いすればよいかと思います。

20180113-2018-01-13 13.13.50
ということで追加注文しました。まぐろまんぷく券では飲み物はつきませんので仕方ないです。
お通しは最上級のシーチキンですね!

20180113-2018-01-13 13.29.02
そうこうしているうちにきました!
まぐろと地魚のちらしです!!
二段重ねになっていますね!!

20180113-2018-01-13 13.29.41
上段はお刺身類、下段はちらし寿司です。
お魚は中トロ、ビンチョウマグロ、赤身、まぐろの卵と胃袋、旬の地魚、サザエとなります。

二段重ねになっている理由は酒飲みに対する配慮だそうです。
上段の魚で一杯やった後にチラシを食べることができるように、とのこと。
天才か・・・これが気配りというやつか・・・。

中トロと赤身はもちろん三崎で獲れたマグロです。
三崎のマグロは全国でも有名ですからね!

特に中トロは本当感動しました。
普段は赤身が大好きな僕ですが、この中トロはマジでうまい!

しっかり脂は乗っているのにクドくなく返って上品な味となっています。
脂は乗ってるしうまみもあるのになぜかアッサリした中トロ、という感じでしょうか。
赤身もアッサリとはしていますがしっかり味があり美味しい。

左上に写っているのがまぐろの卵と胃袋。
これもいい酒のアテになります。

20180113-2018-01-13 13.34.12
サザエもでかくて食べ応え抜群!
危うく日本酒頼みそうになりましたがこの後何もしたくなくなりそうなので止めました。

地魚は季節により変わるそうなのですが、実家が魚の卸業をやっていてそこで仕入れているため鮮度は折り紙付きだそうです。

こんな豪華な海鮮ちらしをこの値段(川崎までの電車往復+バス乗り放題+どこかの施設の利用無料付きで3,570円)で食べれるとか、もう意味わからん・・・。

超満足でお店を出ました。

水中観光船「にじいろさかな号」で海の外も中も楽しもう!



20180113-IMG_9554
バス停方面に少し戻って先ほど通り過ぎたうらりマルシェに戻ります。
今度はここで三浦・三崎おもひで券を使って観光を楽しんでいこうと思います!

20180113-IMG_9654
三浦・三崎おもひで券は温泉でも使えるため最後まで悩みましたが、今回はこの水中観光船「にじいろさかな号」という船に乗るアクティビティを選択しました。

「うらり号」とか書いてるように見えるかもしれませんが幻覚です。
この船は「にじいろさかな号」です。

「にじいろさかな号」は半潜水式の画期的な水中観光船です。
乗って風景を楽しむのはもちろん、水中の様子も楽しむことができるのです!
何それオモシロソウ。

定員60名で所要時間は40分。
毎日臨時便含めて8便運航していますので、余裕を思って窓口に行き三浦・三崎おもひで券とチケットを交換し、10分前には並ぶ必要があります。

20180113-IMG_9575
乗船し出発するとすぐにカモメが大量に近寄ってきます!
船内で餌を購入できるので、みなさん購入してカモメに餌をあげて楽しんでいました。

ぼくはこうやってそんな様子を撮影するだけです。
こんな船からオッサンが独りで鳥に餌あげても寂しいし。。

20180113-IMG_9607
途中からトンビも参戦してきました。
こいつ怖いんだよな。

20180113-IMG_9616
沖に出てポイントにつくと船が止まり、船内に入るようアナウンスがあります。
これが船の中・・・というか潜水している部分ですね。

ポイントごとに右側か左側で魚がたくさん見れるので、こうやってどちらか一方に偏ってみることになります。

20180113-IMG_9618
・・・ただ僕の位置からはあまり魚見えませんでした。。
でも大量の魚が寄ってきているので、普通であればちゃんと見ることができますよ!

なぜそんな大量な魚が寄ってくるかと言いますと・・・

20180113-IMG_9641
外で餌やっておびき寄せてるからですw
このエサやりは一般客でもやらせてもらうことができるようです。

ひとしきり潜水部で魚を楽しんだら港に戻ります。

20180113-IMG_9648
帰りもカモメの群れに襲われます。

40分でカモメと魚の餌やりに潜水部での魚鑑賞が楽しめるので、なかなかおトクだなと思います。
三崎港、城ヶ島エリアで楽しむ場合はぜひ乗ってみてください!

城ヶ島渡船で港情緒を感じながら城ヶ島へ!


さて、この時点で15時過ぎ。
まぐろまんぷく券も三浦・三崎おもひで券も使ってしまいましたが、まだまだ帰るには早すぎる!

ぼくは城ヶ島にある馬の背洞門という場所に行きたかったため、まずは城ヶ島に移動します。

jogashima
現在地うらりマルシェから城ヶ島にある馬の背洞門までのルートはこんな感じ。
歩いていけなくもないですが結構かかりますね。

これは少しめんどくさいので、うらりマルシェから城ヶ島渡船に乗り城ヶ島に移動します。
名前のとおりうらりマルシェから城ヶ島まで渡れる渡船で、これも三浦・三崎おもひで券対象です。
ただ片道500円なので三浦・三崎おもひで券を使うには少しコスパが良くないかもしれないですね。

20180113-IMG_9655
ここが乗り場です。
左にボタンがあり、利用したい場合は押せと書いてあったので押しましたが、待てど暮らせど来ません。
仕方がないのでにじいろさかな号の受付で呼んでもらいました。

20180113-IMG_9659
こちらが城ヶ島渡船、「白秋」です。
HP見ると「さんしろ」という名前の渡船となっていましたが、こちらはそれよりもっと古い船のようです。

20180113-IMG_9661
ボタン押したけど来ないので呼んでもらった~のくだりで予想はつくかと思いますが、貸し切りでした。

20180113-IMG_9662

10分程度の船旅ですがこういうのは港情緒が感じられてとても良いですね!

城ヶ島に到着。歩いて馬の背洞門へ


20180113-IMG_9664
城ヶ島に上陸しました。
GoogleMapを頼りに徒歩で馬の背洞門を目指します。

20180113-IMG_9666
しばらく歩くと城ヶ島灯台入口という階段があったので、よくわかりませんが上ってみます。

20180113-IMG_9668
すると海岸に出ました!

20180113-IMG_9670
海岸を歩いていくと、遠くに馬の背洞門が見えてきました!

20180113-IMG_9671
その前に階段があったので、これまたよくわかりませんが登ってみます。
左に写っているのが灯台だと思いますが、ぶっちゃけ興味なかったのでよくわかりません。。

20180113-IMG_9677
登ると上から馬の背洞門と海を見渡すことができます。
海の向こうに見えるのは千葉県の房総半島ですね。

20180113-IMG_9679
さらに進み半分獣道みたいな坂を下ると・・・

馬の背洞門に到着!


20180113-IMG_9685
やっと馬の背洞門に到着です!!
それなりに遅い時間ですが観光客も結構いますね。

20180113-IMG_9687
馬の背洞門は長い年月をかけて海水の浸食でできた海蝕洞穴です。
綺麗なアーチですね。

夜は神奈川県なのに天の川も結構見える絶景ポイントだそうです。
一回見てみたいな。。

20180113-2018-01-13 16.12.32
三脚立てて海も撮影してみる。

20180113-IMG_9693
こんな感じで撮れます。

夕陽に染まる城ケ崎


20180113-IMG_9721
日が暮れて馬の背洞門も赤く色づいてきました。

これにて本日の目的は達成なのですが、ちょうど夕暮れ時なので海に沈む夕日も撮影してこうと思います。

実はこの場所・・・

20180113-2018-01-13 16.58.45
晴れた日には富士山まで見ることができるのです!

20180113-IMG_9731
すごくいいです・・・。

ぼくは静岡出身なので富士山はほぼ毎日見ており、当時は特に何も思いませんでした。
しかし関東に住むようになり富士山を見る機会もほぼない状況になると、たまにこうやって綺麗に見えると結構感動するものですね。

20180113-2018-01-13 16.43.30
沈む夕日も撮影してみます。

20180113-IMG_9734
綺麗だなぁ。。。

20180113-IMG_9752
完全に日が沈みました。

20180113-IMG_9757
最後に富士山ドーンッ!!

いやーめちゃくちゃ楽しかった!
久しぶりに三脚持ち出してしっかり写真撮った気がします。

撤収!


季節は冬に片足突っ込んだ11月。日が沈めばすぐに暗くなってしまいます。
馬の背洞門は城ヶ島の一番端にあります。
ここからバス停のある城ヶ島駐車場までは舗装されていない道で街頭もないため、完全に暗くなるとよろしくないと思い少し早めに撤収しました。

20180113-2018-01-13 17.30.52
まぁ、一瞬で真っ暗になったんですけどね。
ここが城ヶ島駐車場で、駐車場目の前の道を渡った場所に白秋碑前というバス停があります。

20180113-2018-01-13 17.30.45
時刻表はこんな感じ。
土日でも17時台を過ぎると本数少なくなりますので、ご利用は計画的に。

ぼくは何も調べていませんでしたが、運よくそれほど待たずにバスが来ました。
そのまま三崎口駅まで戻り、特に何も買うことなく「みさきまぐろきっぷ」の乗車券で帰路につきました。

「みさきまぐろきっぷ」はどれだけおトクだったのか?


立派な海鮮ちらしに水中観光船、そして移動費すべて込みで3,570円だった「みさきまぐろきっぷ」。
おトクおトクと何度も書いていますが、実際どれぐらいおトクなの?というのは気になるところです。
※自腹切ったビールと渡船の料金は省いています。

当時の値段から少し変わっており、また昼食のちらし寿司の値段がわからないため正確な金額は出せないものの、概ね以下のような感じだと思います。

・電車&バス乗車券
京急川崎 - 三崎口往復電車代:1,460円
三崎口駅 - 三崎港、白秋碑前 - 三崎口駅バス代:670円

・まぐろまんぷく券
〇つね、まぐろと地魚のちらし:1,500円(仮定)

・三浦・三崎おもひで券
にじいろさかな号:1,300円

・合計
4,930円


ということで、今回の旅では1,360円もおトクになりました!
ただ今回ぼくは利益度外視でやりたいことをやりましたが、例えば以下のコースだとどうでしょうか。

・電車&バス乗車券
品川 - 三崎口往復電車代:1,900円
三崎口駅 - 京急油壺マリンパーク - 城ヶ島 - 三崎口駅バス代:1,030円

・まぐろまんぷく券
XXX:2,000円(仮定)

・三浦・三崎おもひで券
京急油壺マリンパーク:1,800円

・合計
6,730円


店舗名は書きませんが、「まんぷくまぐろ券」を使用しない場合2,000円を超える値段のお店もあるため、とりあえず2,000円と仮定。
そして高価な京急油壺マリンパークという水族館と、+城ヶ島まで足を延ばすと仮定した場合のバス代も含めてみました。

品川からの「みさきまぐろきっぷ」も京急川崎同様3,570円なので。
つまりその差額なんと3,160円!!

半額とまでは言いませんがかなりの割引率です!
これをおトクと言わす何と言うのでしょうか・・・。

最後に


出発こそ遅くなりましたが、うまい海鮮を食べ日が暮れるまで遊び倒した、とても充実した1日になりました!
まだまだ新型コロナウィルスの影響で気軽に外出できない状況が続きますが、状況が落ち着いたらまた是非利用させていただきたいと思います。

最後になりますが、2020年7月13日(月)現在の、各店舗の営業時間・休業日が記載されている京急HPのリンクを張っておきます。
「みさきまぐろきっぷ」を利用する場合はご参照ください。

各店舗の営業時間・休業日

また日々情報は更新されていますので、出発前に必ず京急のHPを確認いただくようお願いします。
この記事は2020年7月13日(月)にアップしていますが、前日までは「みさきまぐろきっぷ」は販売停止しており、HPにもそのように案内が記載されていました。
記事あげる前に気づいて良かった・・・。

また残念ながらコロナ禍の影響で閉店してしまった店舗もあるようなので、繰り返しにはなりますが、出発前に必ず確認いただくようお願いします。




本日もここまで読んでくださりありがとうございます。
次回もまた、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


んじゃまたw


にほんブログ村 旅行ブログ 一人旅へ
にほんブログ村