どうも、ゆーじろーです。

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あとは小豆島で素麺食べたり須崎で鍋焼きラーメン食べれば画像が埋まる。

青春18きっぷで行く四国一周ひとり旅4日目。元旦です。
前回の記事はこちら。



この日は高知から香川を経由して徳島まで。
元旦ですが特別なことは何もせず、ただ移動してちょっと観光して麺をすするだけの一日です。

まずはJR土讃線で大歩危を目指す

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快晴の高知駅からおはようございます。

というかこの日は元旦ですね。あけおめ!
3人の偉い先生たちは今日も元気そうです。

元旦と言えば初日の出。
ここ高知には桂浜というとても有名な砂浜があるので、おそらく初日の出を目当てに大量の人が押し寄せていたと思うのですが、ぼくは初日の出というものに1mmも興味がないので当然スルーです!

ルートについて

本日の予定ですが、実はあまり考えていません。

考えてはいませんが、明日1/2の夜に関西で予定があるのでそこに間に合うように動いていこうかな、というすごくザックリとした感じです。

というか関西って。都道府県ですらないんかっていうね。

四国は一周(全県制覇)したいなーとぼんやり考えていたので、とりあえず香川・徳島方面に移動しようかなと思います。
そして一周ですからね。海岸線沿いを行きたいと考えました。当然ですね。

しかしこの四国という大陸、海岸線で一部路線がない部分があるため、電車だけでは綺麗に一周することができません。

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赤い部分が路線がない区間です。
室戸岬という場所で観光地なんですけどね。

バスも少し調べてみましたが時間が限られていますし元旦なので厳しそう。

無理やり突っ込んでもテント装備一式持っているので死ぬことはないのですが・・・そうなった場合路線がないので、バスがなくなると徒歩 or ヒッチハイクの二択になるんですよね。

30過ぎた社会人が正月早々そんなことやるのもなぁ、と思い仕方がないので綺麗な四国一周は諦めました。

綺麗な一周は諦めましたが路線で四国全県制覇はしたいので、なんちゃって一周ルートを考案しました。
考案とか書きましたが高知から香川~徳島へJR在来線で行くルートはほぼこれ一択です。

岡山を出発して高知までのルートを足すとこんな感じ。


電車のルート検索は複数の目的地に対応していなかったので車のルートですが、路線に沿うようなルートなので概ねこんな感じで移動しています。

岡山駅を出発し反時計回りで現在が高知駅。四国の丁度中央下ですね。

ここから北上し、有名な景勝地である大歩危小歩危を経由して香川県へ、そこから徳島に抜けるルートで行こうかなと計画しました。

・・・四国一周ちゃうやんけ、と思いましたよね。
ぼくもそう思います。
というかそうだったなーと今書いてて思い出しました、さーせんw

まぁ全県制覇≒四国一周ということで、ここはひとつ手を打ってくださいなw

細かいことはいいんですよ、自転車では四国一周+α(お遍路的な意味で)しているのでw

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それでは高知駅に移動し、まずは土讃線で大歩危駅を目指します。

こいつは高知駅で見かけた変な奴。
色も形も卑猥っすね。

土讃線で大歩危駅へ移動する

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高知駅からはそれなりに人が乗ってきたため、座れないほどではないものの荷物も多いので隅っこで立つことにしました。
隅っこというかトイレの横ですね。
昨日飲み過ぎてお腹の調子が。。。

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一部ではちょっと有名なごめん駅。
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特急列車通過待ちでちょいちょい長めの停車が入ります。
ここもその一つ、土佐山田駅です。

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土佐山田駅にある謎のオブジェ。龍の口みたい。

高知県には色々と見どころや名物があります。カツオとか酒とか。
そんな中でも全国的に有名な観光地に龍河洞があります。

龍河洞というのは日本三大鍾乳洞の一つです。
日本三大鍾乳洞は以下の通り。
  • 龍泉洞(岩手県)
  • 秋芳洞(山口県)
  • 龍河洞(高知県)
そんな龍河洞の最寄り駅がここ土佐山田駅みたいです。

超有名とか書きましたが、ぼく三大鍾乳洞でこの龍河洞だけ行ったことがありません。
日本一周の時はお遍路でそれどころではなく、電車旅だとアクセスが悪く難しいんですよね。
四国は何回も来ているんですが。。。

本当は行きたいなと思うのですが、駅から遠いのとこの後の予定を考えるとちょっと厳しかったので見送りました。

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四国の特急と言えばアンパンマン列車。

この列車、外観がアンパンマンというだけではなく中も特別仕様になっています。
子供ができたらぜひ乗せてあげたいですね!

新改駅でスイッチバック!

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土佐山田駅の次の駅がこの新改(しんがい)駅。
一駅なのにいきなり雰囲気が変わりましたね。秘境駅みたい。

一見使われていないんじゃ?と思うような見た目ですがそんなことはありません。
それどころかファンにとっては結構重要な駅なんだそうです。

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運転士さんが車内を走っています。
この光景だけで新改駅がどのような駅かわかるかたもいるかもしれません。

これはスイッチバックという仕組みの路線です。
山越え等で斜面が険しい場合そのまま登ることができないため、スイッチバックという仕組みが用いられます。
※そうじゃない場合も多々ありますが今回は割愛!

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緑が山で黒が電車の進行方向、赤が〇×です。

電車はこのように急な斜面を直進して登ることができません。
傾斜が急な電車ってあまりないですよね。

通常トンネルをぶち抜いたり迂回したりするのですが、どうしてもできないような場所があります。
そういう場合にスイッチバックという仕組みが大活躍するのです。

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こんな感じ。
超わかりやすいですね。もうこれ以上の説明はないです。
電車は山の頂上なんて行かないとかそんな何回もスイッチバックしないとか、細かいことは無視!

つまり上の絵で行きますと、まず電車は左斜め上に進みます。

次に右斜め後ろに進むわけですが、電車が方向転換できるわけもないので、運転士さんが後ろの運転席に移動して右上に進む。

そして再度運転席を変わり、左上へと進んでいくわけです。

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これが新改駅における実際のスイッチバックです。
レアだよ。

写真左奥が新改駅で、①の矢印のとおりまずはそちらに進みます。
次に②の方向に移動(それが今)、そして最後に③の方向に移動します。

今いる場所が引上線と言われる場所です。

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引上線に入ると再度進行方向を変えるために再度運転士さんが走って運転席を移動するわけです。
別に走らなくてもいいんじゃないかな。

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そして本線側に向きを変えて発車。
お疲れ様でした。

ちなみに山でも何でもないド平地でもスイッチバックの駅はあります。
関東だと藤沢駅の小田急江ノ島線とかがそうみたいですね。

スイッチバックは地方の18きっぷ旅では結構重要なイベントなので見れてよかったです!





電車は山間を流れる吉野川に沿って北上。
この吉野川ってやつが大層綺麗で、見とれているうちに大歩危駅に到着していました。

かずら橋は諦めて大歩危峡へ

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時刻は13時。
駅を出るとロータリーになっていましたが全然人がいない。

う〇こしてたらかずら橋行けなかった

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それもそのはず?

ここ大歩危駅は祖谷のかずら橋という超有名な観光地へアクセスできます。
13:08にあるのでバッチリです。

・・・が、う〇こしてたら行っちゃったみたいです。アーメン。
ここでやっつけていかないと道中何もなさ過ぎて途中下車できないので、腹痛くなったら社会的に死ぬことになるので仕方ないです。

次のバスは2時間後。さすがにそれは待てない。

タクシーで行こうかなと考えて運転手さんに話を聞いてみると、値段がとんでもないことになるとのこと。
それだけならまだしも、この時間だと少し遅すぎるということがわかりました。
特にこの後も移動が多いので今からかずら橋に行くのはちょっと難しいんじゃないか、ということでした。

タクシーの運ちゃんが言うのであれば間違いない。
その土地の名物や本当に美味しい店が知りたかったらタクの運ちゃんか警察に聞くのが一番いいですからね。

その代わりではないですが、有名な大歩危峡ならここからバスですぐなので観光にいいのではないか?と提案してもらいました。バスの時間もちょうどいい感じ。

めっちゃ優しいやん・・・。
せめてタクシー乗ろうかなと思ったのですがバスがあるんだからバスで行けと。
優しすぎる・・・。

降りる場所まで聞いてバスに乗りました。
本当ありがとうございました。

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駅にいる児啼爺(こなきじじじ)に見送られながら大歩危駅を出発。
この辺はこなき爺の名産地みたいです。

国指定の天然記念物であり名勝、大歩危峡の渓谷美を楽しむ

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バスに乗り10分程度で到着。
昭和の匂いが漂う大歩危峡まんなかなる施設です。

四国の真ん中にある大歩危峡、というところから来ているんだそうです。

もう写真のとおりなのですが、ここは大歩危峡にあるし大歩危峡が見れるし大歩危峡で舟下りが楽しめます。

舟下りする気はないですが、下まで降りれるようなので間近で楽しんでみようと思います。

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先ほどの駐車場から下を見下ろしてみた写真がこちら。
これが有名な大歩危峡です。

そもそも大歩危ってなんやねんって話ですが、大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)というのは・・・その説明は徳島の観光ナビサイトにお任せします!

「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる渓谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇ります。
そのちょっと変わった名前の由来は、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。
また、大歩危峡は、その間近に見える美しい岩石やV字谷の様子から日本列島の成り立ちがわかる全国的にも貴重な場所として、平成26年3月18日に、国指定の天然記念物に指定され、平成27年10月7日には国指定名勝となっております。

出典:阿波ナビ

だそうです。
取り合えず超綺麗な渓谷と覚えておけば大丈夫だと思う。

どうでもいいですが大股で歩くと危ないとか小股でも危ないとか見ると

バカの大足 間抜けの小足 中途半端のろくでなし

というのを思い出しました。これ知ってる人います?全国区なのかな?

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施設内に入るとお土産屋さんや食堂のほか舟下りの受付と乗り場への道があります。
舟下りはしませんが下まで降りれるので行ってみます。

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こんな感じで下まで降りれます。

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ここは観光地なのであまり険しい渓谷美という感じではないですが、とりあえず水が綺麗ですね。
これぞエメラルドグリーンって感じ。

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結婚する前、たまの贅沢で湯舟をためてバブを溶かして浸かっていました。
その色がまさにこんな色だったような気がします。疲れが取れて最高に気持ちが良かった。

子供がいる今は入浴剤の類は使っていないので、記事を書きながらふと懐かしく思い出してしまいました。

徳島ではそばを食う

のんびり大歩危の写真を撮っていたのですが・・・なんせ寒い。

ここ結構標高高い、しかも秘境中の秘境みたいな場所なのでめっちゃ寒いんです。
何も食べておらず腹も減ったのでボチボチ退散します。
あったかいもん食いたい。。

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ちなみにこんな格好で徘徊しています。
無駄に大荷物なので疲れる。。

名物の祖谷そばをいただく

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大歩危峡まんなか内の食堂に行き、名物という祖谷そばを頂きます。
寒くて腹まで壊しているのに、あると条件反射で頼んでしまうシュワシュワした飲み物。

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祖谷そばの特徴はつなぎを一切使わずに打った麺だそうです。
所謂十割そばというやつですね。

ぼく蕎麦は大好きなんですけど、この十割そばはあまり好みではなくて。。
十割そばってコシがなくボソボソしてるじゃないですか。

確かに風味は最高なのはわかるのですが、のど越しがね。。

ぼくは断然二八そば派です!

なので個人的に好きな味ではなかったのですが、この辺は完全に好みの話なので十割そばが好きな人にはとてもいい蕎麦なんじゃないですかね。

ちなみに先ほどから祖谷祖谷と書いていますが、祖谷と書いて「いや」と読みます。そやじゃないよ。
大歩危小歩危やかずら橋があるこの辺一帯は祖谷地方といい、日本三大秘境の一つとなっています。

日本三大秘境ってすごいですよね。響きが男の子の冒険心を掻き立てます。
ちなみに日本三大秘境は以下の通り。
  • 白川郷(岐阜県)
  • 祖谷(徳島県)
  • 椎葉村(宮城県)
椎葉村だけ行ってないな。
まぁ秘境はとんでもない場所にあるから秘境と言われるわけで、間違ってもチャリで行く場所ではないので仕方ないですね。

蕎麦食べて少しゆっくりしたら、またバスに乗り込んで大歩危駅に戻ります。
ここからは香川県に向けて移動です!

カネにモノを言わせて香川まで移動

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大歩危駅にはミニチュア版のかずら橋があります。
車だと最短20分で行けるみたいですね。
でも駅でこのオブジェクト見る人は基本的に車乗ってないんじゃないかなぁ。

さて、ここから香川県に向かったのちに徳島県に行くわけですが(ここも徳島県だけど!)、現在時刻は15時過ぎ。この時間から香川に向かい、寄り道して徳島へ向かうには少し時間が遅い。

仕方がないので大歩危駅から少しだけ特急電車で移動しようと思います。
大歩危から香川の高松駅まですべて在来線で行くと乗り継ぎが良くないみたいで4時間弱かかるらしい。。

一部特急を使うと1時間半まで短縮できるので、ここは時間をお金で買ってやろうと思います!

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チョー快適。

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秘境を脱出し麓の村まで降りてきた、的な感じですかね。

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そしてカネの力でなんとか日が暮れる前に高松駅に到着しました。

香川ではうどんを食う

せっかく香川に来たのでうどんの一つや二つ食べていきたいところ。
しかし本日は元旦。有名なうどん屋さんは軒並みお休み、または昼で営業終了していました。

はなまるうどんは開いていましたが、ここまできてはなまるはね・・・うまいけど。

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色々調べた結果、徒歩圏で空いているうどん屋さんはここぐらいでした。

手打免許 さぬき麺業というお店で、東京や大阪にも店舗があるみたいです。
この辺では珍しく?セルフではない通常のオーダーを行うお店でした。

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メニューも小奇麗で豪華な感じがしますね。

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取り合えず一番のやつ。

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釜玉うどんを頼んでみました。

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ぐりんぐりんかき混ぜて食う。
小麦の風味もよくコシもしっかりとしていて普通に美味しいです。

お店は高松駅から徒歩10分ぐらい?の商店街の中にあり、店舗もそれなりに大きく綺麗でセルフ形式でもないので、初めてうどん屋さんに行くという方におすすめかもしれないです。

本当は2~3件はしごしよう思ったのですが、そもそも店が開いていないのでは仕方がない。
今回はこれで移動しようと思います。

徳島ではラーメンを食う

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すでに暗くなってしましましたが、これから徳島に移動します。
乗車時間は2時間半ほど。

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四国は割とナチュラルに電車のドアが手動だったりします。

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21時過ぎに最終目的地である徳島駅に到着。
これにて本日の移動は終了です。

2時間半も走ったのでお腹が減りましたね。走ったのはぼくではないですが。
さっき食べたばかりな気がするけどもう一杯麺を食べに行きましょう!

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徳島と言えば徳島ラーメン。
ここは麺王というお店で駅前にあります。

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徳島ラーメンは大きく白・茶・黄の三系統に分けられるみたいで、これは茶ですね。
豚骨醤油スープに甘辛く煮込まれた豚バラ肉がトッピングされています。

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すき焼き風ラーメンと呼ばれるぐらいにご飯にあうんですよー。
無限に米食える。

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中細ストレート麺にスープが良く絡んでめっちゃうまい!

個人的に家系の次にご飯に合うラーメンだと思います。
数あるご当地ラーメンの中でも個人的な好みで結構上位にきます。

ご馳走様でした!

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食後に明日のバスの時間を調べて、この日は終了です。

さいごに

綺麗に四国一周できませんでしたが、とりあえず青春18きっぷで全県制覇できたので良しとします。
元旦っぽいことは何一つしていませんが、こんな正月もいいもんです。

明日は関西に移動し、夜ムーンライトながらで帰宅します。

翌日の記事はこちら。





本日もここまで読んでくださりありがとうございます。
次回もまた、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


んじゃまたw


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